yaranebapapa’s diary

これまでの人生?

これまでの人生?第4章、2

離婚後しばらくして地元の友達と、夜の街に遊びに出かけた時に、女の子二人組を発見して声を掛けてみると、遊びに行ってもいいけどその前にチョット家に寄ってとの事!

 

友達と話していいんじゃない暇だしとなり、女の子を乗せてとりあえず出発!

 

声を掛けたところから、車で10分ぐらいの家に到着。そこはその当時指定の団体さんや、危ない稼業の方々が事務所や、愛人宅や、自宅を構える地域の、小洒落たマンション!

 

それを見た私達は唖然!

やられたな〜こりゃ間違いなくそちら関係の女の子達だと思った私達。

考えてみれば見ず知らずの男の車に、すんなり乗って自宅に寄りたいなんて、初めから話が出来すぎですもん!

 

しかもこの2人1人はヤンチャっぽいモデル風美人系の子、もう1人は愛嬌抜群の可愛い子なので、初めに気付くべきでした〜〜

 

そんな事を考えてると、そこで止めて!と美女から。

チョット家に行ってくるから、ここで待っててとの事。

私達2人は女の子を下ろして、どうするか作戦会議!

ここら一帯ヤバそうな地域だし、こんなマンションに女の子2人暮らしな訳ないだろ?

怖そうな人が来るんじゃない?

送っただけと思って帰ろうかと話してたら、エントランスに人が!

女の子二人組プラススーツ着た、怖そうな方々登場で、やっぱりね〜〜嵌められた〜〜

と思って逃げようかと思ったけど、私の車ですのでナンバーバッチリ見られてます。

諦めて出てくるのを待ってみる事に。

 

その時!あら?女の子二人組だけがこちらに向かってくるじゃないですか!

 

ごめんね〜お待たせ〜ありがとう!

って言葉にビックリしてると、どうしたの?どこ行く?って聞かれてまたビックリ!

 

私とっさに、いや〜全然大丈夫だけど、さっき一緒に居た人達は、どちら様?って聞いてみた。

 

あーあの人達は同じ階の人達だよ!

 

いや普通にヤバそうな方々でしたが?

 

うん。そうみたいだけど私達には普通だよ?

なんか団体の偉い人がマンションに居るみたいで、よく会うから仲良しなんだよね〜だって

 

まあとりあえずは遊びに行くか〜って事で4人で遊びに行く事に。とは言ってもその当時はカラオケ全盛期だったので、カラオケへ!

部屋に入りとりあえず軽く自己紹介。

2人とも私達と同い年で、19歳、彼氏無し、怪しげなマンションに二人暮らし。

って聞いても疑りたくなるヘタレな私達。

本当に大丈夫なの?後から怖い人達来ないの?実は団体の愛人とか?って聞いてみると、全然大丈夫!

私達は本当にフリーで、二人暮らしだから心配ないから!

でも家賃とか高いんじゃないの?って聞いたらなんとタダで住んでるとの事。やっぱりね〜怪しいと思ったもん!

詳しく聞いてみたら、美人系の子があるお店の店長でお店から、提供されているマンションなんだとか、可愛い子は寂しいからと居候してるとの事まあお店は風俗店、飲み屋とかではないです。

(結構その当時流行ったグレーなお店です。)

という事を説明されて、まだ疑っては居ますがこのままじゃ面白くもないので、今日は楽しもうと4人でどんちゃん騒ぎして、カラオケ終了のお知らせが!

長くなったので2-2へ行きます!

 

 

 

これまでの人生?第4章、1

たった2ヶ月ぐらいの、拘留生活でしたが私は短い間に、ついてないと言えばそのままですが、誕生日も鑑別所で迎えてまして、この時17歳になってました。

父と同じ会社に行く様になって、仕事も慣れて来た頃、唄い屋の彼君が出所してきました。

彼君の話では、全部刑事が知ってたから仕方なく唄ったなど言ってましたが、この時の私は相手にもしてなかったので、はいはい。で終了!

なんだかんだ、地元の仲間と遊んでたのですが、ぼちぼち仲間が車の免許を取り出して、行動範囲も広がり、遊び回ってました。

この時に運命的な出会いが!

18になったばかりの頃で、仲間達と遊びに出た先で年上の女性に出会いました。

彼女は年上で、私より大人に見えてましたが、ガキンチョの私を気に入ってくれたみたいで、すぐにお付き合いするように成りました。

年上だけあって、大人な遊びを教えてもらったり、色んな事を教えてもらいました。

それから、2人で何故か忘れましたが、県外に行く様になり、私の友人がいる県へと2人で行って、そこで入籍して新婚生活が始まりました。

現場で私は働き、嫁は夜のお店にたまにバイトに行く感じの生活を数ヶ月送っていた時に、地元の友人から電話があり、久しぶりに帰ってみるか?みたいな話をしてた時に、嫁がそろそろここも飽きてきたから、帰らない?かと言い出したので、まあ地元の方が何かとやり易い事も多いからと、その勢いで帰ってきました。

地元に帰ってから、私は以前勤めていた足場屋に連絡をしたら、丁度夫婦用の部屋が空いてるから、そこに来たらいいよとの事だったので、すぐに向かいそこでまた新たな生活がスタートしましたが、ここである出来事が!

足場屋で仕事をしだして数ヶ月ぐらいでしょうか、嫁から子供が出来たと報告。

私は喜びと不安の中で、嫁の話を聞いていたら、嫁は今回は諦めるとの事らしく、まだ私は18歳でその日暮らしの生活、住居は会社の社宅みたいな寮、そんな不安から嫁は諦める判断をしたらしい。

私は嫁の判断に賛成し、嫁は病院へ。

ここからが私達の関係がギクシャクし出しました。

嫁は友達と遊びに行く様になり、私は同じ県とは言え、地元から距離がありましたので、実家に帰って仲間と遊んでと言う生活。

そんな生活は長く続くはずもなく、話し合いの結果離婚する事に。

一年と持たなかった、初めての結婚生活は終わりました。

 

これまでの人生?第3章、4

それからがまたビックリ!

留置所に行った私が見たものは、別の仲間(昨晩まで一緒に遊んでた)A君が居るじゃありませんか!

しかも隣の部屋に入れられてる。

まず共犯での逮捕であれば、離して留置のはずが何故か私達は隣同士。

彼君の調書にも出てきたA君は、おはよう逮捕だったらしく、朝から警察署にいたらしい。

本来ならダメなんですが、こんなチャンスは二度とないと思い、2人で相談。

私達は、とりあえずお互いの事は絶対唄わないと、約束をして次の日からの取り調べに備えました。

その晩私の考えを大きく変える出来事がありました。

私の両親が着替えなどを持って来てくれて、面会した時の事。

面会室で、ガラス越しに座ってる両親が見えた時、母親の目に涙が。

それは想定範囲内でしたが、なんと父の目にも涙が!頑固一徹の鬼の様な父が私の為に涙してました。生まれてから1度も見たことない父の涙に私は唖然!

何を喋ったのかさえ、覚えてない程の衝撃でした。

その時始めて、出たら真面目にしようと本気で思いました。

それから、毎日取り調べの日々の中で刑事の誘導尋問やカマかけ、色々ありましたが私達はお互いの事も、他の仲間の事も何一つ喋りませんでした。

その結果今回の件以外の余罪も出て来ましたが、A君が私を庇い私が主犯の件もA君の事件になってました。この時私はA君にはこれから何かあれば、絶対恩返しをしなきゃと思ってました。

ただ私が主犯で車の借り方や、色々A君達を巻き込んでいたのは事実でしたので、初逮捕にもかかわらず、検事から少年院だろうから覚悟しておけと言われてました。

勾留期間が過ぎ、鑑別所に行き審判の日、両親と共に結果を言い渡される時は、少年院も覚悟してましたが、さらっと保護観察で出てきました!

まあ初犯ですので、当たり前なのでしょうが、余罪が余りにも多く、ちょとドキドキしてました。

それから、両親と帰宅してこれからの事の話になり、仕事は父の会社に行くようになり、夜遊びもほどほどにしろとの事で、丸く収まりました。

あとから聞いた話ですが、この時母親が知り合い全てに、息子を出してやってくれと頼みこんでくれてたらしいです。

詳しくは書けませんが、そのおかげで保護観察処分だったのかもしれません。

これまでの人生?第3章、3

それからは、地元で働いている事もあり、仕事が終わったら、仲間達と夜遊びしまくってました。流石に若いとは言え、寝不足の現場はキツかったですが、夜になると元気になると言う、夜行性に徐々に成っていきました。

仕事も楽しかったのですが、遊びメインになり遊ぶ金欲しさに、大工を辞めて足場鳶に職替え!

この辺りから、一段とバカになり始めます。

足場屋は地元からも遠かったので、寮に入って平日は過ごして、週末は地元で稼いだ分全部使い果たして、また仕事!こんな生活は長く続く訳もなく、足場屋も辞めて遂に、悪い方向へ向かいました。

遊ぶ金の為に悪巧みをしたり、暴走族まがいの為に、車両を黙って借りてきたり、アンパンマンになってみたり、やりたか放題な私。

そんな生活を世間様が許すはずもなく、仲間の一人が警察の厄介になって、二週間後の事。

私は夜遊んでそのまま、仲間の家で寝てたら、そこに私の母からの電話で起こされ、警察の人が来て、あんたは?って言ってたから、帰って来いとの事。

その時私は、あーあこりゃヤバそうなヤツだなと思いましたが、とりあえず帰ってみたら警察なんて居ない!母に警察は?と聞いたら、また来るって、帰って行ったとの事。

あら?逮捕しに来たんじゃないの?と思いそのまま寝てました。

昼過ぎ頃に、母から警察来てるよと起こされ、玄関に向かうと数人の刑事!あらら〜本当に迎えに来ちゃったかと、意外に冷静。

◯君だな!はいそうですが?

ちょっと話聞きたいから、着いてきてとの事。

とりあえず任意同行みたいな言い方。

わかった!行きます!と答えたわたしに、警察から寒くない様にして来いと言うじゃないですか?私は間違いなくこりゃ、任意じゃない気がしてましたが、私と警察のやりとりを母が見てたので、なんもなく帰れたら真っ直ぐ帰ってくるから。と伝え警察の車に乗り込みました。

警察から、何の事で来たかわかるな?と言われて、私は身に覚えがありすぎて、逆にわかんない!

とりあえず、わかりません!と答えてみた。

警察はわかんない事ないだろ?彼君知ってるよな?

知ってます。(すでに捕まってる仲間)

その件だよ?あー黙って車借りた事だ!と思うものの、まさか唄うとは思ってなかったので、いや〜わかんないですね?とすっとぼけてみた!

今の内に喋ってた方がいいぞ!との事。

からしてみれば警察の常とう手段と思ってましたので、知らぬ存ぜぬで通してましたが、警察署の取調室で、唖然としました。

なんと、彼君の調書が出てきて、そこにはいつ、どこで、俺と黙って車を借りました!としっかり唄ってある。しかも、私が主犯にされてる!私達の中では、人の事を唄うなんて絶対無いと思ってましたが、彼君は綺麗に喋ってました。

これでも知らないと言うか?と聞かれても、わざわざ共犯の調書まで出してきて、知りませんなんて言うかバカ!と思ったので、やりました!と認めた途端に、刑事のポケットから逮捕状が!

あら。やっぱり出てたのねと思いました。

それから、取り調べ開始。と言っても彼君がしっかり説明してくれてるので、ほとんどはいはい。で終わり。

残りはまた明日となり、留置所へ

この時私16歳。初めての逮捕。

これまでの人生?第3章、2つづき

そこで親方から、お前さ〜大工の仕事は、家建てるだけじゃないんだぞ!前いた所は、生粋の木造大工さんだったみたいだけど、俺の所は何でもやるから、これから覚えて行けとの事。

そこで大将が昼飯に定食みたいな料理を持って来てくれた。

とりあえず食べな!と言われて、食べていると、大将からコイツ不思議なヤツだけど、仕事はちゃんとするから、サッサと技術盗んで職人になりな!って言われて、私はまだまだ先が長いです!大工は10年で職人と言われてるみたいなんでと答えると、二人に笑われた!

親方がお前いつまで弟子でいるつもりだよ?と言われてビックリ!

前の親方からは、弟子で5年、お礼奉公3年、それから2年で、やっと職人と言われていたので、なんの事かわからなかった!

親方達が言うには、道具も材料もやり方も、どんどん進歩してるのに、お前が職人になるのにそんな時間かかんないからと言われたが、訳がわからない?みたいな顔をしてると、そこで大将が、あのなコイツは君を3年で職人にして、自分は仕事回して楽するつもりだから!との事。

小僧の私ながらに、こんなに人それぞれ、やり方考え方が違うものか?と感心しました。

それなら早く覚えなきゃと、一段と頑張ろうと思いました。この時は…

これまでの人生?第3章、2

バタバタと自宅に帰って来た、私達。

親父からとりあえずお前仕事探せよ!と一言だけ言われて、わかった。でこの件は終了!

あんだけ言っときながら、よっぽど親父は親方に頭にきたらしい。

母親の話ではお父さんは、あんな感じだけど、アンタは我が子だし自分も弟子だった事もあるし、今じゃ若い子も育てる立場だから、とくにそんなヤツに預けられないと、思ったみたいよ。って後から聞いた。

そんな感じで私はイキナリ無職に。

参ったな〜どうしたものかと思っている時。

友達の家に遊びに行ったら、そこの親父さんが現場関係の親方で、付き合いのある大工の親方が居るから、聞いてみようか?って事で、聞いてもらったら、若い子を探してたみたいで、即採用!また弟子からのスタート。

そこは今は親方一人で弟子を丁度探してたらしく、明日からでもとの事で次の日から新しい職場に。

今までいた親方のところは、朝から作業場の掃除をして、親方と職人が来るまでにコーヒーいれて、道具の手入れして、現場へみたいな感じだったから、同じつもりで行ったら拍子抜け。

親方の自宅兼事務所に行ったら、親方からとりあえず上がりなって言われて、事務所にそしたら親方自らコーヒー入れてくれて、ビックリ。

俺がしますって言ってみたが、いいから座ってろ!なんか感じが掴めずにいると親方から、あのなお前さ、前に居たとこで昔の弟子の扱いされてたんだろ?って聞かれて、はい。あんなこんな事でしたって答えたら、親方大爆笑!

今時そんな事してたら、続かないよ〜よく耐えてたな?って言われて???の私。

俺はな!仕事が出来りゃそれでいいと思うタイプだから、あんまり気を使うなよ!だって。

とりあえず給料だけど、一応お前幾ら貰ってたの?って聞かれ、住み込みで5万です!って答えたら、また爆笑!

マジか?いくらなんでもそりゃないだろって、それで生活出来ないだろ?って言われまあ、なんとかやってましたが、足りませんでしたっつて言ったら、わかった!でもまだ見習いだから、余計にはやれないけど、日に6000円でどうだ?って言われてその時は正直、弟子で6000円も貰えると思ってなかったから、即答でお願いしますって、給料が決定。

じゃあとりあえず作業場行くかって言われ、付いていくとビックリ!正直汚い。

この親方は、ちゃんと弟子開けして大工になったらしいけど、どこで修行したらこうなるのかってぐらい、汚い。

また親方から汚いなぁと思ってるだろ?って言われて、素直な私、はい!即答。

今日は特別散らかってるけど、いつも綺麗でもないから、ははは!ってそんな感じでいいのかよって思ってたら、とりあえずこの辺片付けて、ちょと作り物するから手伝えって言われて、またビックリ。

前は弟子の仕事の片付けをこの親方は、自分もやるみたい。

親方曰く、二人でした方が早いだろ?

確かに早いが、なんか勝手が違うと思う私。

まあその内慣れるだろうから、とりあえず仕事覚えろとの事。

それからパパッと片付けて、早速作り物。

大工なので、切込みか墨付けかと思ってたら、なんとちゃぶ台ほどのテーブル作り。

前の職場では見たことのない材料ばかり、骨組の材木はわかるが、化粧板がその当時では見た事無いほどの、材料で骨組みしてそれを切って貼り付ける。今まで木造住宅専門でやってきたから、初めての経験。

そしたら親方が、あのな昔ながらの大工はそれはそれで凄いけど、凄いだけでこれから先仕事なんて取れないから、なんでも出来てた方がいいだろ?だから俺は手道具も使い捨てのヤツに替えて、電動工具類は時間が短縮出来るなら、早速買うし仕事は道具がすると思ってるからな!

なるほどそう言われれば、道具箱に高い道具が無い!

ノミも使う時にしか研がないし、ノコの目立てしなくていい、使い捨て。

そのかわりに、電動工具類は大量にある。

はじめての経験で戸惑いながらも、見よう見まねで手伝ってると、あっという間に出来上がり!

仕上がりは全く問題ないレベルで、既製品で売ってるレベル。

は〜〜大工はこんな事も出来なきゃいけないんだと感心してると、親方からコレを現場に持っていくから、出かけるぞとの事。

トラックに積み込み、現場に到着!

え?ココ?私は住宅だと勝手に思ってましたが、着いた所は飲食店!

親方はさっさと降りて、まだ暖簾の出てないお店へ。

親方に付いていくと、お店の大将らしき人が、オー!もう出来たの?

出来たよ!とりあえず設置するから、入れていいかな?

私?かなりフレンドリーな感じだと思いながらも、テーブルを搬入して、設置してるとお店の中のテーブルは、全て同じ物でした。

設置が終わると、大将がまだメシ食ってないだろ?とりあえず座って!と言われたので親方と座っていると、親方が、あの大将は俺の古くからの友達で、この店を出す時に俺に頼んで来たから、スケルトンだった物件を一から作ったんだよ!

また私?えー?マジか!店舗もやるんだと思いました。

これまでの人生?第3章、1

高校中退後に親父の友達の紹介で、大工の住み込みで弟子入りしいました。

地元から数駅ほどしか離れてませんが、新天地での生活が始まりました。

この時代でも珍しく、親方の家に住み込み。

親方の家族と同居生活でしたが、親父から絶対職人になるまで、辞めるなよってキツく言われて、弟子入りしました。

私の親父は自分が中学校でてから、職人になるまでやり遂げたので、当たり前の感覚でした。

初めはいきなり他人の家での生活で戸惑いましたが、女将さんがとても良く可愛がってくれ、次第に親方家族ともなれて来た頃。

週末に実家に帰ったら、仲間達から遊びの誘いがあり、久しぶりに地元の友達と遊ぶ事になったんですが、そこでとんでもない出来事が!

ボス君です。この頃までボス君は色々な事情の元に、県外にいたのですが近いうちに帰ってくるとの事。

しかもある団体を脱会して、地元に帰ってくるそうなんです。

その時遊んでた仲間に連絡があったらしく、私達はまたやなのが帰ってくるな〜〜なんて話しをしながら、地元の駅にいたらボス君の従兄弟が登場!

なんで?こんな時間にここに?と思ってたら。

従兄弟君がお前達も来てたの?なんて言い出した。

何のことかわからずにいると、ホームに電車が!

おう!っと声が聞こえた方を見ると、バチーっとスーツを着たボス君。

あらら今日だったのね〜〜な私達。

従兄弟君がコイツらと、迎えに来たよ!

なんて言ってる。訳がわからずにいると、私達の方にボス君が来て、わざわざありがとうな!

って言うじゃありませんか。

前のボス君からは想像もつかない言葉に、みんな唖然!どう言う事?なんかあるんじゃないの?みたいな感じでいると、従兄弟君が私の耳元で、いいから話合わせとけ!

ボス君それで喜んでるんだから、そう言う事にしとけだと!

この時従兄弟君が策士である事に気付きました。

てな感じで、迎えに来た事にして、色々話してると、ボス君は母親だけでしたが、別れた親父さんに母親が手がつけれないからと相談したらしく、無理矢理団体に入れられ、部屋住みで鍛えられて、大人しくなってきたから地元に帰ってもいいと許しが出たらしく、帰って来たとの事。

どんな親だよと思いながら、聞いているとボス君が、今まで悪かったね。俺デタラメしてきたからさ。なんて言うじゃありませんか!

みんな唖然!本当にこの人は変わったのか?とみんなが思ってると、従兄弟君がすかさず、コイツらも俺が言っといたから、わかってると思うから、昔の事はもういいじゃない!って

あの〜〜貴方の頭の中どうなってるんですか?って聞きたいぐらいの策士ぶり。

まあ害がなけりゃ一応、頭だからまあいっかと思い、従兄弟君と帰って行く姿を見送り、みんなで相談会。

マジでボス君変わったのかな?

従兄弟君の策士ぶり!

みんな思う事は同じで、とりあえず害が無いからいいんじゃない?って事でみんな納得。

今日は解散!でみんな帰路へ。

それからは、何事もなく数ヶ月過ぎて、私は念願の免許取りに行って、やっと自由に行動できる手段を手に入れ、遊びに夢中になりすぎて、親方から大目玉をくらいました。

その時の話ですが、週末に成ると地元に帰り遊びまくる生活。今では考えられませんが、この時働いてはいたのですが、住み込みの弟子でしたので、月給5万ジャスト!

遊ぶと言っても、金のかかる遊びはできませんから、バイク乗り回してただけ!

そこで親方から、遊び過ぎだろお前!ちゃんと仕事しろ!って言われて言い訳ですが、若かったのと、給料の安さに嫌気が指してたのもあり、ムスッとしてたら親方から、大体からお前なんていらなかったんだよ!弟子も取るつもりもなかったし、◯さんからの紹介だったから、仕方なく取ったんだから辞めるなら辞めろ!

えー!初めからいらなかったのかよ?と思った私、売り言葉に買い言葉。

わかりましたじゃあ辞めます。お世話になりました。

と言ってしまって、親父の顔が浮かんだ!ヤバ!親父に職人になるまで、辞めるなよ!半端なマネするな!とキツく言われてましたので、冷や汗が!だが時すでに遅し、仕方なく一旦実家に帰って、後日荷物を取りに来ますと言って、実家に帰りました。

実家で親父の帰りを待ってる間に、母親には説明して、ドキドキしながら待ってました。そこに親父が帰宅。私を見るなり。

あら?お前なんで平日にウチにいるんだ?

はいやっぱり来ました!そこで意を決して実はと親方とのやり取りを説明したら。

は?何?

ヤバイ間違いなくこりゃ、俺がやられるパターンと思い、歯を食いしばってるとイキナリ電話しだした親父。

母親と私はなんだ?どこに電話してる?と思ってたら、親方に紹介してくれた◯さんだった。

◯さんあのさ?ウチのバカが帰って来てんだけどさ?バカの話じゃ◯さんの紹介じゃなかったら、弟子なんていらなかったみたいなんだ親方!

だからさ一応筋と思って◯さんに電話したんだけど、ウチのバカ今日限りで辞めさすから、ありがとさん!じゃ!って電話切っちゃった親父。

あの〜〜どう言う事ですか?と思っていると、親父から◯さんもう知ってたよ、お前が辞めた事。で悪かったの一言もなかったから切った。と親父。

お前さそんな親方に付いてく必要ないから、すぐ荷物とり行くぞ!って予想外の展開に、おどおどする俺に親父が、あのな?親方ってヤツは弟子を取るときに、そいつの人生も預かるって事なんだよ!

だからな初めからいらなかったなんて言う親方は、俺からすれば親方じゃない!だからすぐ辞めろ!しょーもない親方紹介しやがって、◯さんも◯さんだから、もう付き合いしないから、大丈夫だと。

て事ですぐさま、親方の家に荷物を取りに行って、親父は親方にお世話になりましたとだけ伝えて、さっさと帰ってきました。

長くなったので、次のへ!