yaranebapapa’s diary

これまでの人生?

これまでの人生?第2章、2

晴れていじめられッ子を卒業した私でしたが、真面目タイプのクラスメイトとは、あまり仲良くなれずにチョイ悪グループ的な仲間と良く遊んでました。

ヤンキーグループで、僕をいじめてたボスがいる一軍、その他にチョイ悪グループが何組かあり、その中に僕がいるグループもありました。その当時は、環境もあったのか、タ○コ吸うのは当たり前な中学でしたので、末端まで言えばかなり、チョイ悪が居たと思います。

そんな中2の春に、いじめられッ子を卒業した私は学校生活に余裕も出て来て、仲間も増えた頃、ふと小学校の時によく遊んでた、A君が学校に来てない事に気付き、周りに聞いてみたら登校拒否で自宅に引きこもってると聞き、帰りに早速自宅に行ってみました。

おーいA君居るか〜〜っと声をかけたら、玄関からのそーっと出てきたA君にビックリ!

よく知ってる小学校の頃の明るさは全くなくて、今で言う根暗の引きこもりに大変身してました。

どうしたのA君?久しぶり!と声をかけると、何の用?

いや〜学校来てないみたいだったから、どいしたのかな?て思って〜と言うと。

行きなくないから行かないだけ、俺君に関係ないでしょ?

はいでました。今で言うテンプレ発言!

いや〜久しぶりだけど、友達が学校来てなかったら、気になるでしょ?だから来てみたんだけど、なんかあったの?

A君は始めは黙って聞いてたけど、だから?どうしたの?関係ないでしょ?だとテンプレ。

参った私は、実は他の子からチラッといじめられてたっぽい。と聞いていたので、A君?いじめられてたの?それなら大丈夫だから、俺と学校行こうよ?って言うと、何が大丈夫だよ!なんもわかんないで!

そう来ると思ってたので、すかさず俺も最近までいじめられてた話をしたら、え?マジ?で?って食いついてきたので、全部話したら聞いてくれたA君。

その時の私は、チョイ悪グループだったので。もう俺達と一緒にいたら、いじめられないから学校行こうよって言ってみました。

そしたら考えるとの返事。

また明日来るから、今日は帰るねとその日は、無理せずに帰りました。

A君の気持ちは痛いほど良く解るから、次の日の朝学校に着いてすぐ、一年生の時A君と同じクラスだった子に、誰にどんないじめにあってたのか聞きに行きました。

内容を聞くと、私ほど酷くもないみたいで、相手もちょっとヤンチャな感じの普通の子。

その時の私にとって全く怖くもなんともない子達。

さっそくその子のとこに行って、A君いじめてたの?明日から俺達と一緒に学校くるから、もういじめないでね?と言うと、わかったもうしないごめんだって!

弱いもんには強いくせに、その頃私はボスが居る一軍のちょっとパシリに使われてたけど、立派なチョイ悪小僧だったので、意気消沈。

これでA君は大丈夫と思い、帰りに早速A君宅へ

おーいA君!呼んでみたら、おばちゃん登場!

(おばちゃんとはA君のお母さん)

どうしたの俺君?

いや昨日も来て、今日また来るからって、A君に言ってたんで来ました。

何の用?っておばちゃん何か勘違いしてる感じ。私がA君をいじめに来てると思ってるみたい。そりゃそう見えるかも、その頃私の制服のズボンは風でなびくほどの、ボンタン!

みるからにヤンキー君にしかみえませんからね!

そこで事情を一から説明、私もいじめられてた事、A君が学校に来れるように、今日学校で私がした事。

おばちゃんは最後まで聞いて、俺君大変だったね可哀想に、って泣いてくれてた。

A君をよろしくねって、言ってくれたので誤解は解けたみたい。

それから、家に上げてもらって、A君に今日の事を報告。明日から一緒に学校行く約束をして帰りました。

次の日から、A君と一緒に登校して、一緒のグループで行動して、帰りはみんなでA君の家に寄って、あっと言う間にA君宅はみんなの溜まり場に!

A君宅はシングルマザーで、下に2人妹が居たんだけど、全く嫌な顔せず溜まり場黙認!

しかもオヤツや食べ盛りだった、私達にラーメン作ってくれたり、とても良くしてもらってました。

そんな感じで、学校生活を楽しんでいた頃に、その当時の担任がやってくれました。